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天魔王 第四話「誕生」


「ちょっと待っててね」
ソフィアは小鳥をテーブルの上にそっと置き、
棚に置いてある薬箱を取りに行った。
(よし…今だ!!)
小鳥から黒い影が出てきた。
その影は棚の薬箱を取ろうと後ろを向いているソフィアに襲い掛かった。
「きゃっ…!!」
影が縄状になって、ソフィアに絡みつく。
ソフィアも突然の出来事に驚いた。
「な、何…!?この黒いものは……!?」
黒い影はますますソフィアに絡みついていく。
少し経つと、ソフィアの後ろで黒い影が大きく集まって形を成した。
そう、その影は魔王ガレスそのもの。
「お初にお目にかかります。
 私の名は魔王ガレス。魔族を統べる者」
魔王は賓客に対するかのような口調でしゃべる。
「ま、魔王!?
 そんな、魔王はクレフ様が討伐されたはず……!?」
拘束されているソフィアは少し後ろを見ながらしゃべる。
「やつに倒されたのは、借り物のカラダ。
 私の本体は、今のような姿なのですよ、ソフィア王女」
ソフィアの表情には驚きが隠せないでいる様子が表れている。
当然だろう、倒されたはずの魔王が自分を襲っているのだから。
「そ、それで私をどうなさるおつもりです?
 私を人質として、お父様とクレフ様に再び戦争をしかけるのですか?」
ソフィアは魔王を恐れているにも関わらず、勇敢にも問いかけを試みる。
「はは……人質だなんて、そんなことはしませんよ。
 あなたを利用させてはもらいますけどね…」
「利用ですって……?」
「そう、あなたのカラダは素晴らしい!
 美しいのは言うまでもないことですし、内に秘めたる魔力は魔族最強の私に匹敵します。
 さすがは天使族の王女です。
 さらに、あなた自身は気づいていないでしょうが、あなたにはある特殊な能力があります。
 『性行為を行なった相手の力を略奪する』という天使族には似つかわしい力がね……」
「そんな、私にそんな魔力と能力が……!?」
さすがに驚きは隠せないようだ。
少し顔が青ざめる。
「そうです、そして、その力は私の物になる。
 私の『他人のカラダに乗り移る』という能力によって……」
「なっ!?
 私の身体を乗っ取るつもりですか!?」
落ち込んでいた表情が急に変わり、キッと魔王を睨む。
「そう、そうすれば、天使族と魔族両方の力を持つ、
 有史以来最強の存在が生まれることでしょう」
「そんなことはさせません!
 これを解きなさい!!」
ソフィアは拘束を解こうと身体を揺する。
「そうはいきません。私は今からあなたのカラダに入らなければいけませんしね」
魔王がそう言うと、黒い影が動き出した。
ソフィアの着ているドレスの合間に入っていく。
「えっ…!?」
それらの目指す場所は、ソフィアの秘所。
「な、なにを…!」
黒い影が目指している所がソフィアにもわかったようだ。
「あぁ…私は今まで女性のカラダになったことがないのですが、
 女性のカラダに移る場合は、ここから中に入ろうと決めていたのですよ」
ドレスのスカートからも黒い影は入っていく。
そして、黒い影がソフィアのショーツを軽く撫でる。
「んっ……」
「はは、感じているのか…?」
「そ、そんなことありません!」
「そうか、ではもっと激しくいくか」
影はショーツを捲り、直接クリトリスに触れて撫でていく。
「やっ……あんっ……
 や、やめて……」
「そうはいかぬ。
 これからお前のカラダに入るのだからな」
魔王は先ほどからの丁寧な口調から元の口調に戻して、ソフィアを弄んだ。
「さぁ、いくぞ…」
黒い影がソフィアのオマンコに入った。
「あぁぁぁぁんっ……!!」
ソフィアの声が部屋に響く。
「あぁぁ……ぬ、抜いて……んっ…」
「まだまだ入っていくぞ…」
黒い影はどんどんソフィアのオマンコに吸い込まれていく。
黒い影はソフィアの子宮に到達すると、そこで身体全体に溶けていっているのだ。
「さぁ、私を受け入れるのだ。
 そのカラダを私の新たな器として捧げるのだ」

黒い影がほとんどソフィアの身体の中に入ってしまうと、
ソフィアも声がほとんど出なくなっていた。
「あぁぁぁ……」
(何か、変な感じ……。
 私が消えて…いく……ような……)
「そうだ、お前という人格は消える。
 『ソフィア』としての記憶や能力は私が頂くのだ」
(……………お父様………クレフ様………)
「安心しろ、『ソフィア』という名はこれからは私が使ってやる。
 天魔の力を持ち、世界を統べる王の名としてな」
(も………う……………だ…め…………)
「さぁ、素晴らしい王の誕生だ!!!」
しゃべっていた魔王自体もすべてソフィアの中に入ってしまった。
とたんにソフィアの身体が闇に包まれた。






しばらくすると、その闇もおさまり、部屋にはソフィア一人が立っていた。
その姿は先ほどまでと何一つ変わっていないかのように見えた。
しかし、それは間違いだった。
ソフィアが閉じていた目を開ける。
そこには深紅の瞳が妖しく輝いていた。
深紅の瞳、それは魔族でも高貴なものの証。
そう、ここに立っているのは……。
「はははっ……素晴らしいぞ、このカラダ!!
 魔力が溢れ出す様だ!」
声はソフィアそのものだが、口調が違う。
ここにいるのは魔王ガレスだった。
「私は生まれ変わった。
 天と魔の力を併せ持つ、『天魔王ソフィア』としてな……!
 ハハハハハハ………!!」
ソフィアの声が部屋に木霊する。
「さて、いつまでもこのような服装では天魔王としてはいかんな…」
ソフィアは何か呪文を唱えた。
すると、再びソフィアが闇に包まれた。




闇がおさまると、そこに立っていたのは今までとは違う姿のソフィアだった。
美しく輝く金色の髪はそのままだが、
先ほどまでの清楚なドレスとは似つかぬ服装をしていた。
腕には黒くて薄い布のグローブと、右腕に紅い腕輪。
肩をさらけ出し、まるで下着のように胸元しか隠していないドレス。
そして、首には先ほどのドレスと似ているような紅いリボンと紅い宝石。
上半身、そのほとんどが深紅と黒で飾られていた
そして、ドレスのようなロングスカートではない、極端に短い紅いミニスカート。
後ろには大きな黒いリボンがついている。
美しい太ももまで覆っている長くて黒いソックスと美しく輝くヒール。
下半身も深紅と黒で染まっていた。
そして、もっとも違うのが、天使族の象徴である大きく白い羽が変わっていたことだった。
白い羽は見る影もなく、蝙蝠のような黒い羽に変わっていた。

「ふふふ……これでいい。素晴らしい姿だ。
 これでこそ天魔王だ。」
ソフィアは鏡を見ながら、そう呟く。
「さて、それでは天魔王ソフィアとしての初仕事に赴くとするか……」
そう言って、ソフィアは部屋を出て行った。

コメントの投稿

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No title

GJです次回も期待です

No title

おお、秘所からの進入とは、口からの進入とならんで、そそる乗っ取り方ですねえ(^^)
乗っ取られた後、清廉だった格好が淫らで禍々しいものに変化するのも、重要な萌えツボです。征服し、魔に染めきったという感がありますものね。
ソフィアのような人格・立場の身体は、征服しがいがあるでしょうねえ。

No title

いい展開です!

でも、清楚なドレスと口調のままの魔王様も見たかったりして。
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